弾き語り日記 〜弾き語りバカのブログ〜

70~80年代のフォーク中心に自分の好きな曲をギターで弾き語りしています。時々、オリジナル曲も掲載。

23 人間の駱駝(大塚ガリバー)


人間の駱駝(大塚ガリバー)弾き語り - YouTube

「人間(ひと)の駱駝(らくだ)」という歌・・おそらくは知らない人も多いと思いますが・・。
実は1983年に「青が散る」という宮本輝原作の小説がテレビドラマになり、このドラマの挿入歌だったのがこの曲。歌っているのは大塚ガリバーというミュージシャンなのだが、この曲だけで引退したと言われている。彼はドラマにも「ガリバー」という名でミュージシャンを志す青年として出演していたのだ。

このドラマのキャストは主人公の石黒賢(リョウヘイ)、そして二谷友里恵(自由奔放な夏子)と川上麻衣子(奥ゆかしい祐子)のダブルヒロイン。そして他にも佐藤浩市利重剛(現在は映画監督)、売れない頃の遠藤憲一と・・結構すごいキャスティング。舞台は東京郊外の大学で、淡い恋ありの夢ありの・・いわゆる青春もののドラマ。

で・・あき竹城と早崎文司(金八先生:桜中学の教頭!)の夫婦が営む中華料理屋「善良亭」の息子が大塚ガリバーだった。彼は野球で大学に進んだが、怪我のため引退し、ミュージシャンになる夢を抱くわけだ。そして中華料理屋の二階のベランダで、この「人間の駱駝」をギターつま弾き歌う・・その光景がすごく印象深い。(ドラマ自体の主題歌は、松田聖子の「蒼いフォトグラフ」・・これはこれでいいのだが)

僕はこのドラマが昔から大好きで、全話DVDに録画しているのであった・・(笑)

あてなど無いよな 旅だけど 明日の自分が なぜか怖くて
生きていたい 生きていたいだけの 人間の駱駝
生きていたい 生きていたいだけの 人間の駱駝

「生きていたい」「生きていたい」・・と繰り返すこのフレーズが妙に心に残る。
耳コピと数人のみアップしている他の方の動画を参考に(笑)、歌ってみました。

実は後で知ったのだが、この「人間の駱駝」の作詞は秋元康、作曲はあの長渕剛というすごいコラボレーション。そういえばどことなく長渕さんっぽいフレーズだなあ・・と思いました(笑)