426 君のもとへ(オリジナル)
「君のもとへ」は、20代後半で出演したライブハウス「四谷コタン」で歌おうと作った曲なのですが、結局やらずに未だにライブでは演奏したことのない曲です。自分なりに素直な詩がかけたな・・と思っています。オリジナル弾き語り25曲目です(笑)
君のもとへ
今僕の長い時は止まり
楽しかった日々のことだけ 浮かんでは消えてゆく
冬の都会はさびしいね
丸められた新聞紙の中で 昨日の夢が朽ち果ててゆく
めぐり合っては また別れゆく そいつが人生なんだね
でも僕には今でも君のぬくもりが 忘れられなくて
あわただしい都会から 抜け出して汽車に乗る
冬の扉を開けて あたたかな君のもとへ
ひだまりの中の ちっぽけな優しさが
時には欲しくなるときがある
冷めたコーヒー無理して飲んで
背伸びしてたさびしがり屋の自分に今気が付いた
晴れた日には夜遅くまで 夢を語り合って
雨の日には一つの傘で 寄り添いあたためあった
そんなふたりだった
あわただしい都会から 抜け出して汽車に乗る
冬の扉を開けて あたたかな君のもとへ