弾き語り日記 〜弾き語りバカのブログ〜

70~80年代のフォーク中心に自分の好きな曲をギターで弾き語りしています。時々、オリジナル曲も掲載。

421 雪化粧の街(オリジナル)

「雪化粧の街」は、19歳の大学2年のときにつくったオリジナル曲です。
後輩と3人で組んだバンド「SAIL」では結構ライブで演奏した曲。
やっぱり一人ハモでは味気ないね・・(笑)

もうすぐ雪が降ったら、こんな風景なのかもしれない。

雪化粧の街

名前も知らない駅のホームにひとり 
降り始めた雪を片手で受けて
あの時もう少し素直になれたなら 
こんなに心も寒くはないのに・・
ああ 雪が降る うす汚れたこの街を 埋め尽くす
故郷を無くした僕だから 
やさしさのかけらも今は欲しくない
雪化粧の街に すべてを埋めて 
ここでもう一度 生まれ変わりたい
流れ流れる時間の中で 
僕はひとりただよう・・

 

ふたり何かを探していたよね 
そして探し疲れてしまった僕に
聞こえてくるのは君の泣き声と 
最終電車のベルの鳴る音
ああ 雪が降る ごらん街のあかりも消えてゆくよ
ふたりで結んだあの日の絆を 
今僕からほどいてゆこうとしている
雪化粧の街に すべてを埋めて 
ここでもう一度 生まれ変わりたい
流れ流れる時間の中で 
僕はひとりただよう・・