弾き語り日記 〜弾き語りバカのブログ〜

70~80年代のフォーク中心に自分の好きな曲をギターで弾き語りしています。時々、オリジナル曲も掲載。

60 生きてりゃいいさ(河島英五)


生きてりゃいいさ(河島英五)弾き語り - YouTube

故:河島英五さんの曲は「酒と泪と男と女」「時代おくれ」「野風増」「どんまいどんまい」など好きな曲がたくさんあるが、この「生きてりゃいいさ」はまた違った意味で印象深い。
もともとは1979年に加藤登紀子さんに書き下ろした曲とされているが、翌年に英五さん自身がセルフカバーした作品。またコンサートを終えた河島英五さんが、お子さんが生まれたという知らせを受け、東京から新大阪へと向かう新幹線の中で書き終えたとされている曲だ。

君が悲しみに心閉ざした時 思い出して欲しい歌がある
人を信じれず 眠れない夜にも きっと忘れないでほしい
生きてりゃいいさ 生きてりゃいいさ そうさ生きてりゃいいのさ
喜びも悲しみも立ち止まりはしない 巡り巡っていくのさ

僕もこれまで色んなことに挫折して、何もかもが嫌になったことが何度もある。
そんなとき、何となくこの曲を口ずさみ、どんなに勇気づけられたことだろう(笑)
「生きてりゃいいさ 生きてりゃいいさ・・」それだけでも自分は頑張っているんだと・・。

なお、阪神大震災の数年後の1月17日に、神戸の生田神社の前でこの曲を歌う英五さんの映像を今もYouTubeで見ることができるが、リアルタイムでこの様子をテレビで見たときは思わずブワッと涙が出たことを今でも覚えている。心に響く、本当に素晴らしい曲だと思う。

君にありがとう とてもありがとう もう会えないあの人にありがとう

2001年に惜しくも亡くなられた英五さん。
何か皮肉っぽくなってしまいましたが、今あえて貴方に「ありがとう」と言いたい。
こんな素晴らしい曲を残してくれて、ありがとう・・と。