25 君は雨の日に(長渕剛)
ちょうど高校時代に当時放送していたミュージシャンへの登竜門的番組「コッキーポップ」に長渕剛が出演。ギター1本弾き語りで勝負する姿勢が好きになり、のめりこんだものだ。
また、地元さいたまの会館で行われたライブ(根性コンサート)に、片思いしていた女の子を誘ったが、あえなく撃沈・・仕方なく柔道部のK君を誘い、男2人で見に行ったことを思い出す(笑)
この「君は雨の日に」は1979年の長渕剛のデビューアルバム「風は南から」に収録されているラブソング。このアルバムには「俺らの家まで」「巡恋歌」という長渕剛の初期のヒット曲が満載なのであるが、最初に聴いた時から僕はこの「君は雨の日に」が妙に気に入っていた。また、オールナイトニッポンの「裸一貫ギターで勝負」のコーナーで、剛がこの曲を演奏したとき、「おお・・なんといい曲なんだろう・・」とカセットテープに録音して何度も聴き直し一生懸命に練習をしたなあ・・。
切ない別れのシーンに雨が降り続く・・そして何もしてあげられなかった自分の無力さ。そこに容赦なく雨が突き刺すように降る・・後悔と自己嫌悪・・
雨よ降れ降れもっと・・突き刺すような雨よ・・
雨よ降れ降れもっと・・すべてを流してくれ・・
物語の様子が痛いほど伝わってくる曲であり、初期のころの長渕剛の名曲ともいえると思います。本来は2カポなのですが、キーが高すぎるので、カポ無しで弾いています。今の長渕剛のアルバムもそれなりにいいとは思うが、やはり多感な10代の頃のに聴いた初期のナンバーは思い入れが強いですね・・。